春夏秋冬〜*恋巡る季節君と一緒に*〜





「ゆーきーのっ!」




噂をしたらカゲがたつとは正にこのこで…



「あ〜!砂原!!今、雪乃は私と話してるの〜」



そんなことを言いながら…ちょっと焦ってしまっている私を助けてくれようとする菜々子。



「ごめんなさい、雪乃の大事な親友さん…今日はチャンスの日なんですよ!!!!」



チャンスの……日?



菜々子はもう理解した様子で…



「雪乃を幸せにしてください…」


そう一言少し微笑みながらも言い残して私の前から姿を消した…



窓際の席には私と圭吾2人だけ…








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