神様なんてくそくらえ!


 「ぇっちょっとぉーアリスー?」

 「なっなんですのっ?」

 「・・僕、アリスに泣かれるの弱いんだけど」

 何やら戸惑っているかのように

 一生懸命に少女をなだめる愛斗さん

 『ぇっと、その、二人は付き合ってるんですか?』

 「ぇ?つきあ「付き合って何かないですわっ!」」

 先ほどまでの涙は何だったのか

 そう思うほど、全力で否定するアリス・・ちゃん?

 『・・じゃぁ、どうゆう関係なんですか?』

 「アリスは僕の「【ただの】婚約者です。」」

 またもや遮るように全力で

 そういったアリスちゃん

 うってかわって愛斗さんは・・

< 101 / 114 >

この作品をシェア

pagetop