空の下で。
笑顔
「なぁ、おい。かずの隣の子可愛くね!?」
「そうか?」
「いやいや。もったいねえって!!」

コイツはなにが言いたいんだ。

「達哉の隣は?」

そういってみてみると

「うわ、人形みてぇに可愛いじゃん」
そう、ものすごく可愛かった。
なら。なんでコイツはそんなこと言ってきたんだ?

「だろ?だからさ、俺あの子狙うし。とるなよ?」
「は?そういう意味でいったのかよ(笑)」

つまり俺に『狙うなら隣の子にしろ』っていいたいんだな(笑)

「わかったよ(笑)なんか俺のタイプじゃないし。
狙ったりしねぇよ」

そういうと達哉はうれしそうだった。
どうやらヒトメボレというものをしたらしい。

「じゃあ、俺席に戻るわ」
「おう!」
席に戻ると一之瀬があの可愛い笑顔で言った

『ねえ!佐々木くん!アドレス教えて♪』
「え?いいけど。」
そういって俺達はアドレス交換をした。

『じゃあ、帰ってメールするね!!』
そういった一之瀬の笑顔が可愛くて
俺まで笑顔になった。

「あぁ。待ってるから。」


なんなんだ、このどきどき感は。
体が熱い。
熱か・・・?

まぁ、いいや。もうすぐで終わるし。


_キーンコーン___

がたがた_

「んあ~終わった終わった!!」
『終わったね~。じゃあまた明日ね☆』
「おう。またな!」

なんだか。今日は熱があるみたいだな。

早く家かえるか・・・。


「おい!!達哉!帰るぞ」
「待てよ!はえぇっつーの!!!」

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