空の下で。
「なぁ、達哉。お前なんでそんなに恋するんだ?
恋ってどんな感じなんだ?」

そう聞いた俺にびっくりしたような目で見つめてきた。

「はぁ?かず。頭でもうったか?
恋ってのはなぁ。どきどきして、なんか熱くなんだよ。」

ってことは、俺はもしかして。。。

「そっか。」
「なになに!かず、もしかしてあの隣の子が好きとか!?」
「な!!ちげぇよ」
「顔真っ赤だぞ。」

なんなんだよ、本当に恋・・・なのか?

「もしかしたら、俺は一之瀬が好きかもしれない。」
「かず!!!お前。。。今まで好きな子いたことあんの?」
「いや、いないけど・・・」
「初恋ってか(笑)」

そうかもな。俺はきっとアイツが好きだ。

「そうかも。」
「かず~!!!すげぇな!」
「はは(笑)ところで達哉はどうなんだ?
あの子とアドレス交換したとか。」

「アドレス交換したよ。笑顔が可愛かったんだ~」

達哉の顔が少し赤くなってることに俺は気づいた。
「お前相当惚れてんだろ」

そういうと達哉は
「やめてくれよ~」
って情けない声でいった。



なんだか。。。恋ってすげぇな。
一瞬で人を変えちまう。



そして達哉と別れて家についたそのとき
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