心 玉
森を通りぬけると彼が居る
私の足は速くなったり・・止まったり・・ゆっくりだったり
頭で感じる前に体が反応する
森の木々の緑がまぶしくて
私の緊張をさらに緊張へと導いてるようだった
木漏れ日のまぶしさは私を見守ってるようにも思えた。
森を抜けるまでは物凄く短い時間だったと思う。
彼が岩場の影に見えた。
まだ私にキズイテナイ・・・・・
私は少しずつ傍によっていった。
彼が私に気付いた。瞬間・・・・・
『いってーーーー!!頭がいっっ・・てーーーー!お前これ以上近寄るな!!!』
私は初めて発した彼のキツイ言葉にびっくりした。
ソレと同時に初めて聞く彼の言葉の音に感動した。
『なんだよ!!お前!!ここに来るな!よるな!離れろ!!向こうに行けよ!!』
『なんで?どうして?』
『お前が来ると頭が痛いんだよ!!!帰れ!!』
『どうして頭が・・・・・痛いの?大丈夫?』
『お前が近寄らなけりゃ!痛くないんだよ!!帰ってくれ!』
私は戸惑いつつもやっと会えた彼に見とれてた。
きつく冷たい言葉だったけど声の音に聞きほれてた。
彼は頭を抑えながらこっちを睨んでる。
その目は睨んでるにも関わらず可愛い優しい眼をしてるように
私はおもた。
そのとき彼の耳たぶを見てしまった。
黒光りに輝く心玉は私の目に一瞬に焼きついた。
でも恐怖は全く感じない。
その真っ黒に光輝く心玉がかっこよく彼にマッチしていた
でもその心玉は悪意・残酷・卑劣といわれる心玉!悪色だ・・・・と言われてる。
その黒玉は人に害を与えると言われる玉なので
同じ心玉以外の人は2メートル以内近付けなくなってる。
ソレ以内に近寄ると頭が割れるような痛みが黒玉の人に起こるのだ。
私はソレを理解した瞬間から物凄く切ない気持ちに駆られた。
『なに?突っ立てるんだよ!お前の来るところじゃないだろう!何なんだよ?』
『・・・・私向こうの川岸から貴方を見てて・・・貴方に会いたくて来たんだよ!』
私は自分からこんな積極的な言葉が出るなんて思わなかった。
『は~~?おれに?意味わかんないんですけど・・・?』
私の足は速くなったり・・止まったり・・ゆっくりだったり
頭で感じる前に体が反応する
森の木々の緑がまぶしくて
私の緊張をさらに緊張へと導いてるようだった
木漏れ日のまぶしさは私を見守ってるようにも思えた。
森を抜けるまでは物凄く短い時間だったと思う。
彼が岩場の影に見えた。
まだ私にキズイテナイ・・・・・
私は少しずつ傍によっていった。
彼が私に気付いた。瞬間・・・・・
『いってーーーー!!頭がいっっ・・てーーーー!お前これ以上近寄るな!!!』
私は初めて発した彼のキツイ言葉にびっくりした。
ソレと同時に初めて聞く彼の言葉の音に感動した。
『なんだよ!!お前!!ここに来るな!よるな!離れろ!!向こうに行けよ!!』
『なんで?どうして?』
『お前が来ると頭が痛いんだよ!!!帰れ!!』
『どうして頭が・・・・・痛いの?大丈夫?』
『お前が近寄らなけりゃ!痛くないんだよ!!帰ってくれ!』
私は戸惑いつつもやっと会えた彼に見とれてた。
きつく冷たい言葉だったけど声の音に聞きほれてた。
彼は頭を抑えながらこっちを睨んでる。
その目は睨んでるにも関わらず可愛い優しい眼をしてるように
私はおもた。
そのとき彼の耳たぶを見てしまった。
黒光りに輝く心玉は私の目に一瞬に焼きついた。
でも恐怖は全く感じない。
その真っ黒に光輝く心玉がかっこよく彼にマッチしていた
でもその心玉は悪意・残酷・卑劣といわれる心玉!悪色だ・・・・と言われてる。
その黒玉は人に害を与えると言われる玉なので
同じ心玉以外の人は2メートル以内近付けなくなってる。
ソレ以内に近寄ると頭が割れるような痛みが黒玉の人に起こるのだ。
私はソレを理解した瞬間から物凄く切ない気持ちに駆られた。
『なに?突っ立てるんだよ!お前の来るところじゃないだろう!何なんだよ?』
『・・・・私向こうの川岸から貴方を見てて・・・貴方に会いたくて来たんだよ!』
私は自分からこんな積極的な言葉が出るなんて思わなかった。
『は~~?おれに?意味わかんないんですけど・・・?』