心 玉

親友の涙

♪♪・・・・♪♪

電話が鳴ってる

『は~~い どうした?』

『もうだめかもしれない・・・・・』

『なにが??どうしたの?・・・』

『あのね!!!うわーーーん』


『なになに?どうしたの?』

『彼がね・・・彼のね・・えっとね・・・ヒックヒック』

私は黙って奈美が落ち着くのを待った・・・・・・

『あのね・・心玉がね!ピンクなの!!』

『は~~~?・・・いい事ジャン!!・』

『いい事じゃないよ!!今までは違ってたもん!!』

ピンクは誰かに強い好意持ってる証

恋愛だけじゃなくペットや両親やとにかく強い好意
を示す色

『最近特に燃えてきたとか!!いいこと続かなかった?ラブラブな毎日とか?』

『ソレがね・・・デートはしてるけど喧嘩ばかり・・私とは・・ピンクになってきたのは一ヶ月前くらいで私も最初は!!真美が言ってた様に思ってやった!!位に思ってたんだ・・だけどその色とは対照的に仲悪くって・・』

『どうゆうこと?なのかな・・・・喧嘩はしてても心の中は分らないしね!
私が見たら意外とラブラブジャンって思うんじゃないの?』

『・・・・・・・違うと思う』

『なんで!』

『だってね!じゃ別れる・って聞いたら好きにしたらって』

『ソレは喧嘩の弾みなんじゃ・・・・?』

『違うよ!だってそんな話したの三日前なんだ・・
私もその後また電話かメールで仲なおり出来るんじゃないかって
ピンクだし・・そう思ってたの・・でも』

『でもなに??』

『デモね連絡無くて・・・自分からもメールはしたけど・・
ごめんねって打ったのに・・_』

『返事が無いの・・・エー-ーン・・・』

また奈菜は泣き出した・・・・・






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