リクエストを基にした・【Kiss】シリーズ 『純愛』・2
『純愛』・2(切ない)
わたしの好きな人は、とても残酷。
わたしの気持ちを知って知らずか、いつも恋愛相談をしてくる。
「オレ、好きなコできたんだ」
「うん」
「でもさ、どうやったら近付けるんだろう?」
「そういう時はね…」
わたしは笑顔で恋愛相談に乗る。
そうして上手くいけば、心から喜んであげる。
…それが、彼がわたしに求めることだから。
それがわたしの役目だから。
そうすることで彼の側に居続けられるなら、わたしはいくらでも努力を惜しまないから。
辛くないのかと聞かれれば、心が引き裂かれるほど辛い。
でも同時に彼の為になれることが、とても嬉しかった。
わたしの気持ちを知って知らずか、いつも恋愛相談をしてくる。
「オレ、好きなコできたんだ」
「うん」
「でもさ、どうやったら近付けるんだろう?」
「そういう時はね…」
わたしは笑顔で恋愛相談に乗る。
そうして上手くいけば、心から喜んであげる。
…それが、彼がわたしに求めることだから。
それがわたしの役目だから。
そうすることで彼の側に居続けられるなら、わたしはいくらでも努力を惜しまないから。
辛くないのかと聞かれれば、心が引き裂かれるほど辛い。
でも同時に彼の為になれることが、とても嬉しかった。