AIR



授業が終わると、咲が駆け寄ってきた。


「あんた居残りとか、どんまいだね。」

人を見下すかのような口調。
あー凄い腹立つっ。

「眠かったんだから、仕方ないじゃんよっ!」


ぶーと口を尖らせて、拗ねてみた。


「あっあんた…その顔面白すぎっ………」

咲が必死に笑いをこらえている。
ちょ、軽くショッキング……




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