アイツの隣
歩き出してたあたしは
足を止めて振り向いた


振り向いたそこには莉人


「莉人???どーしたの???」

忘れ物???いやいや…
あたし何も持ってないよ?莉人の物


「暗いから送ってく」


そんな暗くないじゃん

「まだ6時30分だよ???
大丈夫だって」

「女1人は危ないだろ?」


ドキッ



男の子なら…
誰でも言ってくれるよね?

ドキッってときめいてるあたし
馬鹿じゃん!!!

莉人が特別なわけじゃないし



そんなの…


ありえないもん




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