全部、全部、全部、君だった…


俺と春樹は聞いた事がなかったが真吾は


「知ってる、知ってる♪めっちゃ美人で可愛いのに絶対に笑わないんだよな!」


百合…じゃないよな。


「その氷の美少女さんはどこの高校なんだよ。」


春樹は聞いた。


「う~ん…確か…華聖高校だぜっ」


か…せい…


ガタッ


今まで黙っていた俺は大声で


「名前は?その子の名前は!!」


みんなビックリしたらしく、俺を見ていた。


「ど、どうしたんだよ急に…名前は知らねえけど…今日行ってみるか?華聖に。ちょうど春樹と真吾の彼女がいるわけだし。」


「陸…どうする?」


春樹が俺に聞いた。


「…行く。」

< 15 / 21 >

この作品をシェア

pagetop