全部、全部、全部、君だった…


「おい!!!てめぇら!百合から離れやがれ!」


「陸…なんで…」


百合が震えてる…


「いいから行くぞ。」


「…うん」


ー屋上ー


「よし…ここでいいか。」


「…ねぇ、陸。何できてくれたの?」


そんなの…


「最近百合が変だったから…」


「私…そんなに分かりやすかったかな。アハハ」


「その顔…俺が好きな笑顔じゃない…無理して笑ってるだろ。」


「隠しててごめん。でももう大丈夫だから!私は大丈夫!だからずっと一緒にいてね。」


「当たり前だろ。これからもずっと一緒だ。」


でも俺はこの約束をすぐにやぶってしまった…

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