俺様男子と同居中。
「二十三番、黒城翔」

「黒城翔。よろしく」

 再度一斉に質問の声が上がった。

「はい!何が得意ですか!?」
「どんな子がタイプですか??!」
「彼女いますか!!?」

 それをまた川島が止めにかかる。

「はいはい、終わり。黒城他にはある?」

「そうですね、男子の諸君に忠告を。」

 そこで一回言葉を切る。

「雨美は俺の女だから。手を出そうなんざ夢にも思うんじゃねぇよ?」

 睨みも聞かせながら冷たい声で良い放つ。

 雨美は大きな目をさらに開きこっちを見たまま、硬直している。

 にいっと最後に黒い笑顔を作ると席に着いた。



    
START!!!!

 
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