【詩音×愛祐実】スキをちょうだい~亜依編~
「あー本当バカだよね、あたしもさ!
あんなヤツ好きになるなんて」
虹那ちゃんは学校一の美女。
黒髪ロングのまっすぐな髪に
小さな顔立ち。
可愛いって言うよりも綺麗で。
過去に告白された男子は数知れず。
でもずっと断ってきた。
本当に好きって言って欲しいのは彼だけだって
そう言って。
凄く一途な女の子なんだ。
でもその相手がなんというか・・
「あいつマジムカつく!!」
紙パックをぎゅーっと握りつぶして
今度は物凄い勢いで睨んでくる。
「お、落ち着いてよ!でもまだ付き合ってるってわけでは」
「いーや!!あんなはっきりしない男なんてこっちから
願い下げだって!」
「だ~れが願い下げだって?」
「「あ・・」」