彼氏=モデルさま!?②
啄むようなようなキスを何度もした
頭がダンダンとぼぅってしてくる
あたしの手は蒼太の背中に回っていてしっかりとつかんだ
「花梨…我慢できない…」
「そ」
ピンポーン…
ピンポーン…
「んだよ…」
蒼太はあたしの上に重なったまま玄関の方を見た
「…そ、蒼太…」
一向に動こうとしない蒼太
そして一向にやまないチャイム
あたしは蒼太の体温を感じてドキドキしていた
ピンポーン…
「…止まった…続きしよ?」
そう言って蒼太の瞳があたしを捕らえた
近づく唇
高鳴る鼓動
「いるなら出ろよ」
うん、居留守はよくないよね…
へっ?