彼氏=モデルさま!?②
蒼太はちっと口をならした
あたしはゆっくりと開いているドアを見ると
「ゆ、夕陽さん…」
「邪魔すんな」
「無理、仕事のこと忘れてるだろう?」
「…あったか?」
あ、あの…二人で話すならあたしを解放してから…
あたしはまだ蒼太が上にいる状態
かなり恥ずかしい。
って
「そ…蒼太…」
「ん?」
「ど、どけてよ…」
「やだ」
「あ、あの…夕陽さんいるし…」
「気にするな」
無理ですから!
「どっっっいて!」
「わあ~~お」
あたしは思いっきり蒼太を押しのけた