彼氏=モデルさま!?②
「ど、どんな人ですか?」
あたしは大して気にしてませんよ?風に伝票整理をはじめた
篠宮さんもキーボードをまたうちはじめた
「そうですね、可愛くて、ぼーっとしてて、なんか抜けてて、鈍感で」
「それ…誉めてるんですか?」
「えぇ、もちろん。」
なんか好きな人を抜けてて、ぼーっとしてて…
それ本当に好きな人なのかな?
「こうして話してても気づかないんですよねぇ…」
「えっ?」
「いえ?」
「今なんか言いましたよね?」
「まさか」