キライ。だけどダイスキ。【短編】




「ふざけんのも、いい加減にしてよ…そんな話し、女子に振るなっ。」


あたしに頬を叩かれた男子は拍子抜けた顔で床に座り込んだ。


その横を通り過ぎて勇の机の前に立つと


「勇なんて大ッキライ!!」


パァァンッッ!!


さっきの男子より強く勇にビンタして教室から出ていった。








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