キライ。だけどダイスキ。【短編】
「もし、今日で地球が滅亡しちゃうってなったら、勇はどうする?」
勇の背中に手をまわしてそう尋ねると、
「えっ?そうなったら、滅亡するまでいろんな女とセックスしまくる!」
案の定変な答えが返ってくるわけで背中にまわしていた手に思いっきし力を入れた。
「う゛っ嘘です嘘です。真衣さんと過ごしまーす!!」
…なんか
ド変態勇君の扱い方分かってきちゃったかも!!
「よろしい!ならば、今まで集めてきたエロ本やエッチなDVDを全てあたしに渡しなさい!!全部捨てるから☆」
「…えっ…駄目です。それは駄目です!男の楽園なんですから!!絶対に無理!!」
……あ〜もぉ!ムカつくっ!!
「じゃ、もう二度とキスなんかしない!勇にあたしのヴァージンあげないもん!!」
「ええ〜〜いくらなんでもそれはないよぉ〜!」
なーんて、
言葉と裏腹に、身体は正直何だけどねっ
―END?―