Sweet×Sweet
リリリリリリリリッッッ

「あぁあっうっさい!!!」

目覚ましが潰れるんじゃ

ないかというくらいの

勢いで叩いて止める。

昨日のことで

全然眠れなかった。

・・・7時40分?

「あぁあ!!!健が待ってる!!」

あ・・・

健は・・・

「春菜と一緒なんだ・・・」

急に寂しくなった。

やっぱりわかんない。

そう思いながら

いつもなら健とワイワイ

言いながら登校する

通学路を一人で歩いた。

「さみしー・・・」


そんな独り言で気を

紛らわせてた。
< 11 / 58 >

この作品をシェア

pagetop