優翔物語

「私向き合うよ。逃げずに向き合うからもしも翔に振られたら…いっぱいなぐさめてね!」

「うん!もちろんじゃん」

愛美は笑顔で私の背中を押してくれた
頑張れる気がする!
向き合わなくちゃいけないんだ

「…何時に公園だっけ?」
「21時だよ…なんか緊張する」
「……優奈あんた21時って…間に合わないんじゃないの!!」
「へ??」

愛美は私の肩を掴んで前後に揺らしながら言ってきた
間に合わない?今何時なの?!
バッっと時計を見ると約束の時間まで後5分
愛美の家から公園に行くには45分かかる

「あぁぁぁぁ!!やばぃ〜どうしよ;」
「もぅ!!今から急いで行ってきなさい!」
「でも間に合わないよ〜」
「翔君は待ってるって言ってたんだから大丈夫!ほら行きな」

急いで帰る準備をして愛美の家を飛び出した
翔…お願い待ってて
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