優翔物語

「優奈〜あと一週間後は
何の日がちゃんとわかってんのか?」

放課後の優奈を部屋に連行して
後ろから抱きしめながら耳元で話す
その途端に優奈は顔を赤くする

かわいいなぁ・・・・

「もぅちゃんとわかってるよ
ちゃんと・・・・作るもん」

「期待してっからな」

「うんっ!」

本当に頑張ってほしい
なぜなら優奈は料理がスゲェ下手
前に俺がワガママを言って
作ってくれたときはびっくりした
その夜は一時間ぐらい
トイレにお世話になったことを覚えてる

「それでも欲しいんだよなぁ」

「え?なにが?」

「いや・・なんでもねぇ」
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