花がつなぐもの
第2章
いつものように仕事をしていると、本社からFAXが届いた。
『店長会議のお知らせ』
毎月、1日に各支店の店長が本社に集まり会議をするのだった。
一応念のためのFAXみたいなものらしい。
それを受けた私が、
「店長~
FAXきてますよ~。」
私が店長に声をかけると、アレンジのバスケットを生けている店長の手が止まって、私の方に来た。
そのFAXの内容には、今回の議題とあって、社内コンテストの概要についてとあった。
店長は、その文字を見て、どこか遠くを見ているような感じがした。
「店長、
社内コンテストって
なんですか?」
私は、店長の横顔を見つめながら聞いてみた。
「こ、これは毎年恒例
の社内コンテスト
なんだよ。」
はっとしたような感じに見えた気がしたけど・・・。
店長は、いつもの笑顔で私に教えてくれた。
「そんなの
やるんですか?」
店長は、私の肩に手を乗せ、言った。
「この社内コンテスト
は、新人部門も
あるんだぞ。」
「え!!
新人部門って、
新人全員参加なん
ですか?」
私は、驚いて店長に聞いた。
「新人は
全員参加なんだよ。」
そんなの聞いてないよ~の世界。(古いか・・・。)
この、コンテストが、これからの私の人生を彩ってくれるものとなるとは思いもしなかった。
『店長会議のお知らせ』
毎月、1日に各支店の店長が本社に集まり会議をするのだった。
一応念のためのFAXみたいなものらしい。
それを受けた私が、
「店長~
FAXきてますよ~。」
私が店長に声をかけると、アレンジのバスケットを生けている店長の手が止まって、私の方に来た。
そのFAXの内容には、今回の議題とあって、社内コンテストの概要についてとあった。
店長は、その文字を見て、どこか遠くを見ているような感じがした。
「店長、
社内コンテストって
なんですか?」
私は、店長の横顔を見つめながら聞いてみた。
「こ、これは毎年恒例
の社内コンテスト
なんだよ。」
はっとしたような感じに見えた気がしたけど・・・。
店長は、いつもの笑顔で私に教えてくれた。
「そんなの
やるんですか?」
店長は、私の肩に手を乗せ、言った。
「この社内コンテスト
は、新人部門も
あるんだぞ。」
「え!!
新人部門って、
新人全員参加なん
ですか?」
私は、驚いて店長に聞いた。
「新人は
全員参加なんだよ。」
そんなの聞いてないよ~の世界。(古いか・・・。)
この、コンテストが、これからの私の人生を彩ってくれるものとなるとは思いもしなかった。