花がつなぐもの
社内コンテストについて瑞希から話を聞いて、これから忙しくなるかもしれないと思っていた。
そんなある日、いつもの様に仕事をしていると、和也が話掛けてきた。
「美咲、
これ作り終わったら、
配達手伝ってくれない。」
「いいわよ。
これが終われば
手が空くから。」
私は和也にそう言うと、和也に店長に言った。
「店長、
この配達、美咲と
一緒に行ってきて
いいっすか?」
「いいよ。
2人に頼むね。」
「はーい。」
私と和也は返事をした。
私は、出来れば店長と一緒に行きたかった。
でも最近、配達は和也が覚え、任されつつあった。
私は仕事として割り切って、和也と配達に行く事にした。
だって、仕事は仕事だから、そんな事言えない。
言える訳なかった。
それに、うちの花屋は、千葉のオフィス街にある。
だから、色々なお祝いや、送別などで花束や、アレンジの注文が飛び入りで入る。
注文に合わせて作り、オフィスまで、届けるのだった。
今日の注文は、送別の花束を3つだった。
5000円の男性向けの花束1つ、
3000円の女性向けのアレンジを2つの依頼だった。
私は、用途に合わせて、花を作る。
送別なら送別の花。
『元気で
頑張って下さいね。』
メッセージを込めるように。
お祝いなら、やっぱり、
『おめでとう』の気持ちを込めたい。
そんな思いで花を作る。
受け取った人が笑顔になれる花たち。
受け取った人の涙が笑顔に変われる花たち。
今日もそんな思いでアレンジを2つ作っている。
そんなある日、いつもの様に仕事をしていると、和也が話掛けてきた。
「美咲、
これ作り終わったら、
配達手伝ってくれない。」
「いいわよ。
これが終われば
手が空くから。」
私は和也にそう言うと、和也に店長に言った。
「店長、
この配達、美咲と
一緒に行ってきて
いいっすか?」
「いいよ。
2人に頼むね。」
「はーい。」
私と和也は返事をした。
私は、出来れば店長と一緒に行きたかった。
でも最近、配達は和也が覚え、任されつつあった。
私は仕事として割り切って、和也と配達に行く事にした。
だって、仕事は仕事だから、そんな事言えない。
言える訳なかった。
それに、うちの花屋は、千葉のオフィス街にある。
だから、色々なお祝いや、送別などで花束や、アレンジの注文が飛び入りで入る。
注文に合わせて作り、オフィスまで、届けるのだった。
今日の注文は、送別の花束を3つだった。
5000円の男性向けの花束1つ、
3000円の女性向けのアレンジを2つの依頼だった。
私は、用途に合わせて、花を作る。
送別なら送別の花。
『元気で
頑張って下さいね。』
メッセージを込めるように。
お祝いなら、やっぱり、
『おめでとう』の気持ちを込めたい。
そんな思いで花を作る。
受け取った人が笑顔になれる花たち。
受け取った人の涙が笑顔に変われる花たち。
今日もそんな思いでアレンジを2つ作っている。