花がつなぐもの
長い1日(2)
そんな時、店長からの電話が入る。
真由さんに代わった。
「分かりました。
不足の花は・・・・・・」
そんなやり取りを耳にしながら、私は、スタンドと花器の準備をしている和也に合流した。
店長もきっと驚いているだろうな。この状況。
「和也、
後はどれやればいい?」
「あ、それと、これを・・・・・」
「スタンド20、卓上50、
アレンジ50って
こんなにあるの!?」
「そうりゃそうだよ、
ミセス日本の
全国大会だからな。」
「うちだけで
出来るのかしら・・・・。」
私は、ちょっと不安になった。
「大丈夫だよ。
できるさ。
俺たちでな。」
和也もいつになく真剣だった。
「店長が、
都内の支店を回って、
足りないもの調達して
くるって。」
「やった~」
私は喜んで言った。
「それなら、
後は準備をしっかりして
おけばいいですね。」
和也は、オアシスを片手に言った。
「そうね、
それまで宜しくね。」
真由さんはデザインを見ながら言った。
そのデザインは、店長と、随分前から話合って決めていたデザインだった。
何度も何度も話し合っていた。
それを知っているから、みんな何とかやり遂げたいと思っているのだった。
私もそう思う。
店長と、真由さんの努力を無駄にしたくはない。
成功させたい。
ただ、それだけだった。
真由さんに代わった。
「分かりました。
不足の花は・・・・・・」
そんなやり取りを耳にしながら、私は、スタンドと花器の準備をしている和也に合流した。
店長もきっと驚いているだろうな。この状況。
「和也、
後はどれやればいい?」
「あ、それと、これを・・・・・」
「スタンド20、卓上50、
アレンジ50って
こんなにあるの!?」
「そうりゃそうだよ、
ミセス日本の
全国大会だからな。」
「うちだけで
出来るのかしら・・・・。」
私は、ちょっと不安になった。
「大丈夫だよ。
できるさ。
俺たちでな。」
和也もいつになく真剣だった。
「店長が、
都内の支店を回って、
足りないもの調達して
くるって。」
「やった~」
私は喜んで言った。
「それなら、
後は準備をしっかりして
おけばいいですね。」
和也は、オアシスを片手に言った。
「そうね、
それまで宜しくね。」
真由さんはデザインを見ながら言った。
そのデザインは、店長と、随分前から話合って決めていたデザインだった。
何度も何度も話し合っていた。
それを知っているから、みんな何とかやり遂げたいと思っているのだった。
私もそう思う。
店長と、真由さんの努力を無駄にしたくはない。
成功させたい。
ただ、それだけだった。