パワーストーンの使い方にはご注意!
「あっ…」

アオイにプレゼントしようとしてたモノだ。

ソウマのお店から買ってきたもので、キレイにラッピングしてくれた。

わたしはランドセルからプレゼントを取り出すと、アオイの元へ駆け寄った。

「あっあのね、アオイ…」

「おはよう! アオイくん!」

しかしわたしとアオイの間に、1人の女子生徒が割り込んできた。

「るっルナちゃん、大丈夫?」

跳ね飛ばされたわたしは、近くにいた女の子達のグループに受け止められた。

「だっ大丈夫…」

アオイの方を向くと、すでに女の子達に囲まれてしまった。

「ありゃりゃ…」

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