パワーストーンの使い方にはご注意!
なので思いきってわたしは、待ち伏せをすることにした!

ウチの学校は、保健体育の授業を男女別々に行う。

これは4年生からで、まあ授業内容に男女の違いが入るからだろう。

わたし達は教室で保健の勉強、アオイ達は体育館でバスケをする。

なので授業が終わると、わたしはプレゼントを持って、体育館と校舎をつなぐ廊下で待ち伏せをすることにした。

だけど…。

「アラ、どこに行くの?」

今朝、割り込んできた女の子が先にいた。

「ええっと…。ジュースを買いに」

ここの近くには、飲み物の販売機がある。

「なら良いケド。まさかアオイくんを待ち伏せに来たわけじゃないわよね?」
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