甘いクスリ

軽いピンチ

やる気皆無のまま、
部屋の扉を開けた。

ぅげっ・・・

まさかのサシじゃねぇか

この一月ほど、
なんとかサボりがちな生徒達が
きてくれたから、
間を取り繕えて
きたんだけど・・・

さすがに今日は
ダメだったか・・・


あいさつだけ交わして
妙な空気の中、
彼女はチューニングを
黙々としていた。

 


< 10 / 212 >

この作品をシェア

pagetop