永遠の彼方に 《神に愛された少女》
突然の出来事
辺りが暗くなるまで、公園のベンチでボーとしてたらしい
公園についている時計を見ると9時30分を過ぎていた。
「今からあの家に帰ったとしても、怒られるだけじゃ済みそうにないなぁ」
そんなことを考えていた。
誰もいない公園
静かだ…
今の私にはちょうどいい
なんか…落ちつく…
ボーと砂場を見ていると
砂場の真ん中辺りから金色に輝く光りの玉が出てきた。
「な、なに…あれ!?」
暫くそこに浮游していたが
「…!?」
突然、光りの玉が、私めがけて飛んできた。
キャァ……!!!
光りの玉は私の躰全体を包み込んだ。
意識が遠くなる
……………