永遠の彼方に 《神に愛された少女》
戸惑い
美琴がまだ床に座り込んでいたら、急に部屋の扉が開いて見知らぬ男二人が入ってきた。
一人は、この世のものとは想えないほど、綺麗な顔だちで
髪は銀髪、
瞳はエメラルドグリーン
もう一人は、銀髪ほどではないが、かなりのイケメンだ。
髪は茶髪
瞳は琥珀色
二人の容姿をみて、顔を赤らめた。
『私は、カイルだ』
銀髪男は、カイルと言うらしい
「俺は、アランだ」
茶髪男は、アランと言う
『…私は、美琴です。あ…あの…ベッドをお借りして、す、すみません。ありがとうございました。』
躰中が痛くて動けない美琴は座ったままで、感謝を述べた。
『…気にするな』
カイルは、照れているのか
頭を掻いて話しを切り出した。
『早速で悪いが美琴と話しがしたい
正直に答えてくれないか!?』
『はい!!』
美琴はドキドキしながら返事をした。
「隣の部屋に来てくれ」
アランが一言いって歩き出し隣の部屋へ入って行った。