永遠の彼方に 《神に愛された少女》
『…あの…
皆さんの話が
見えないですけど
治癒力とか、魔力が
効かないとか、
全然わからないです。』
美琴は
気になっていたことを
素直に聞くことにした。
「美琴…お前は何者だ!!」
アランは最初から、
美琴のことを疑っていた。
『カイルと少しだけ、
ヴァームラントの話を聞いたんです。
それで私、
わかったことが
有るんです。…私……
ヴァームラント国…
というか
この世界の
人間ではないみたいです。』
美琴は異世界から
来たこと
金色のオーラの
出来事から
覚えていることは
全部話した。