永遠の彼方に 《神に愛された少女》
…ふぅ…息をするのを忘れるくらい凄い世界だ。
何が凄いかというと、
(カイルが国王で、神獣。………ん?…神様で…獣?……普通の人より綺麗な姿しているのに獣って、……
よくわからないから、
深く考えるのは、よそう!?)
他の話をしよう。
『カイル、森に泉がある所知りませんか?』
夢が気になって、確かめることにした。
『うーん…
幾つかある。
ここの近くにも、森に泉がある。』
美琴は夢の話をしようか、迷ったが、もう一つ聞いてからにしようと、決めた。
『今日は、満月ですか?』
「さっきからなんだよ。訳わからないことを!?」
わかる話をしろよ!!とアランが呟く。
「今日は、満月ですよ
なにかあるのですか?」
優しくイリュウは、教えてくれた。
意を決して、美琴は、夢の出来事を話し始めた。