永遠の彼方に 《神に愛された少女》
【カイル】



美琴の話は信じがたい内容だったが


しかし、非常に興味深い





『金色に輝く光か……もう一度見てみたいものだ。』



「俺は反対だ!!

しかし、美琴の正体が、わかるかもな?」



アランは険しい顔をしている。


『美琴、お前はどう考えている?』


『私は、行ってみたいです。


この夢が本当だとしても、

場所が確実ではないことに不安ですが……
この異世界に連れてきた


金色の光のことが、わかるかもしれない。』






美琴は、金色の光を知りたいと言う……


私も知りたいが


美琴は、元の世界に、帰りたいのだろうか?





「私は、美琴様のお身体が、心配ですが


今日でしか、知る術がないのですから仕方がないですね!!


行きましょう。」



イリュウも、複雑な想いであろう






『全員、賛成と言うことだな?』





全員が頷いた。





『決まったな。
では、今夜出発する


だが、美琴が言ったように場所が、特定してない。

皆で、見当することにしよう。』







美琴の着替えを、
女官に言って用意させる。









夕食を皆でいただいて、

美琴は、

女官が用意してくれた

服を着替えるため

衣装部屋に向かった。




男達は、場所を特定する会議を始めた。








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