永遠の彼方に 《神に愛された少女》
「行ってきまーす」
みんなご飯を食べ終わって、紗耶香と蓮はカウンターの上からお弁当をとるとそれぞれの学校に出かけた。
「いってくるぞ」
叔母さんは、叔父さんを玄関まで見送った。
私と叔母さんだけになると、途端に、怒りを露わにした。
「何グズグズしてるの!! 早く片付けなさい!!」
「はい!!す…すみません!!…い…今、片付けます」
私はお茶碗を洗いにキッチンに入った。
全て片付け終わり、叔母さんに挨拶をする。
「片付けが終わりましたので学校に行って参ります。」
お弁当を持って玄関を後にした。