永遠の彼方に 《神に愛された少女》
学校
学校について上履きに、履き替えて教室に向かう
ガラガラ…
教室のドアを開けて自分の席に鞄を置いて座ると
クラスの女子4人グループが私に近づいて話し掛けてきた。
『話があるからついてきて』
あまり人の名前を覚えるのに興味のない私だけど、このリーダーの彼女だけは知っている。
【南條裕子】
「………」
また呼び出しか……これで何回目なんだろう?
私は無言のまま彼女達についていった