一途なキミ
次の年。

「彩ちゃんがいたー!!」

あっくんと同じ年だったー!!という和哉。

あ、そう。
悪いがそれが俺の感想だ。



会う度に話される「彩ちゃん」。
すごく嬉しそうに話す姿は、俺にとっても嬉しかった。

ただ…その彩ちゃんとは話していないらしい。
ていうか向こうが分からないっぽい。
忘れたんじゃね?

だがアイツはずーっと“彩ちゃん”を想っていた…
< 4 / 7 >

この作品をシェア

pagetop