波乱馬上恋愛★
「好きなんだっ、付き合ってくれる?」

なんでだろ。

「あの、ごめんね?あなたの事よく知らないし…。」

最近あたしは、

「あっ…いいんだ、、」

急激にもてている。

「でもそれって、あの不良と付き合ってるから?」

みんなの最後のセリフは絶対これ。

「そういうんじゃないけど、ごめん。」

不良=楓
周りはあたし達をカップルだと思い込んだりもしている。

「どこ行ってたの?」

教室に戻ると、何故かあたしの席に楓が座っている。

「屋上。それより、そこあたしの席!」

「お前の席なら座れば良いだろ?ほらっ。」

自分の膝を叩く。

ばかかこいつは。

あたしは楓の席に座る。

「あーぁ、素直じゃない子。」

素直な子でもあんな危険なところには座るは愚か、近づきもしないだろう。

「ひかりちゃんっ。」

突然目の前に現れたのは

「駿君っ。」

「なぁ、今日一緒に帰らねぇ?」

ギロッ。
隣からの冷たい視線は無視。

「うん、いいよ♪」

「じゃあ、また放課後。」




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