波乱馬上恋愛★
コンコンッ

「入っていい?」

あえて名前は言わずに。

「…あぁ?」

…?!わかってない感じ?!

「入るから」

まぁそこらへんは気にせず扉を開ける。

「、ゲホッ」

今のは楓の咳ではなくあたしのです。
なぜかって?

なぜならば…

「けむっっっ」

部屋にはタバコのく無理が充満していて、
むせたのだ。

「?!んでいんだよ!」

「そっちこそ、風邪じゃないの?!何タバコ吸ってんのよ!」

「誰が風邪なんかひくか、ばか!」

風邪、、じゃない??

「騙された-!!!!!!!!!!!」

あたしはその場に膝を着く。

お母さんもお母さんで、楓が風邪ひいてないなら
教えてくれればよかったのに…。

下のリビングからは、あたしの叫び声を聞いて笑っているお母さんの声が…。

< 25 / 177 >

この作品をシェア

pagetop