波乱馬上恋愛★
「何?酔ってんの?」

楓の言葉さえ耳に入らず、あたしはだんだん気持ちがよくなってきた。

ベットに倒される。抵抗することなくあたしは楓のキスを受け止めた。

”ヤダ!!”

一瞬どこかでそう思ったあたしがいた。

楓があたしの体に手をかけようとしたそのとき…

「…っ?!寝てんのかこいつ?」

あたしはなんと寝てしまったよう。

「酔ってるお前を襲うなんてしねーよ。ちゃんと、俺のこと好きにさせてやるからよ」

どこかでそんな声が聞こえたような気がした。

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