波乱馬上恋愛★
「、ほえっ?」

「ほえ?じゃねぇんだよ。起きろっつぅの」

「…あっ、楓~♪」

楓に抱きつく

「んだよ、まだ酔い覚めてねぇのかよ」

「ねぇ楓~。好き~」

「はいはい、それはどーも」

かえでも酔っているのはわかっているから、相手にしない。

あたしは急にボロボロと泣き始める。

「お、おい!どうしたんだよ?!」

「あたし、あたし最低だよね、ヒック、、好きでもない人とキスして、
最低だよね…っ」

はぁと大きなため息をつく楓。

「たった今好きって言ったじゃねぇかよ。矛盾してますけど-」

なおもあたしは楓の胸でなき続ける。

「こいつに酒飲ましたのは間違いだったな。まっ、この状況はいいけど?」

あたしは今度は泣きつかれて、楓の胸で眠っていた。
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