波乱馬上恋愛★
「酒か、そうだ。酒を飲まされたんだ!」

あたしは帰り途中、お酒を飲んだことを思い出す。

どうりで頭が痛いわけだ…。

もう夜、あたしは暗い公園のブランコに座る。

どうしよ、思わず嫌いとか言っちゃった…

「あらら?ひかりちゃん?」

あ…

「騙した男…」

「やっだ-、人聞きが悪い♪ルキ君ですよ-」

隣のブランコへと腰掛ける。

「夜遊びですかぁ?楓との愛は育めたぁ??」

「何が愛だよ…別にどうとも思ってないし…」

「はへ-?そうなのぉ??俺はてっきりあの時ひかりちゃんも
楓のこと好きになったと思ってたけど?」

あの時…?

「あの時ってどん時?」

ルキ君は少し驚いた顔をする。

「まぁそれはおいといてさ。なんで楓が風邪ひいたって言ったの?」

「面白いことになると思ったから-♪」

はぁ、あたしはこの人とうまくやっていけないだろう…
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