波乱馬上恋愛★
「可愛い人、」

階段を下ってくと、踊り場で友達にさっきあった出来事を自慢している彼が、、
あれ?名前聞いてない、、

明らかにチャラグループの人っちといるし、
話しかけにくい…

そうだっ、電話しよう!

あたしは彼がいる踊り場のいっこ上の踊り場へ戻り、
しゃがみこみ電話をする。

「あっ、さっそく電話!!」

電話してなくても、向こうの声まる聞こえ。
あたしは近くにいるのがばれないように
小声で話す。

「もしもし?あのさ、名前聞いてなかったなと思って」

「あぁ、そっか。言い忘れてた!龍だよ、普通に龍って呼んで」

「わかったぁ、じゃああたしもひかりでいいからね。ばいばい」

「俺名前で呼べる!!やばくね?!」

友達とはしゃぐ龍。

なんだかこっちまで嬉しくなってしまう。
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