波乱馬上恋愛★
「よしっ、うまく染まった!ねぇねぇ、ピアスもあけてみない?」

「えぇ、だって痛いでしょ?」

さすがに痛いことはやだなぁなんて思った。

「俺に任せとけばだいじょ-ぶ♪」

安ピンをもち、自信満々に言い張る。

「ちゃんと痛くないようにしてよ?」

ピアスをあけながら龍は変な事を聞いてきた。

「やっぱさ、ひかりって楓が好きなの?」

…楓。その名前すら、懐かしく感じてくる。

あたしは楓が好きなのかな?
でも、駿君を見てドキドキしちゃう自分もいる。

「…わかんない」

「俺、遊びでいいから。遊びでいいから俺と付き合ってよ」

楓、、ねぇ、楓?今、何を思って、何をしてる?
もしかしたらあたし、
あんたの事好きになりかけてたかも。

いまさら遅いよね。

ベットに倒れこみ、あたしと龍はひとつになった。


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