波乱馬上恋愛★
試験当日

受験用に金髪だった髪を暗い茶色にし、
ピアスは髪の毛のでうまく隠してきた。

まぁ、試験が終われば髪の色も
戻すつもりだけど。

「楓-!!テスト終わったな~♪」

「おっ、ルキ。だなぁ。これでまた自由になるわ~」

「楓これから遊ばね?!」

「わりぃ、ちょっと眠みぃからパス。」

しょぼくれるルキはほっといて
俺は歩き出す。

すると、大きな桜の木が目に入った。

「まだ、全然咲いてねぇなぁ。ここでいっか」

俺はそそくさと気に登り、
ちょうどいいところで眠りについた。

木の上を選んだ俺がばかだった。
こんな安定感のない所

俺は寝ている間に下に落ちた。

「キャー!!」

落ちている途中、そんな声で目が覚めだけど

よけられる余裕なんでもちろんなくて、

俺は誰かの上にそのまま落下した。

急いで起き上がる。

「わりぃ、大丈夫か?!」

運悪く落ちたのは女の上。

おまけに中学の制服だ。

こいつも今日試験受けにきたのか。

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