波乱馬上恋愛★
「制服汚れてねぇ?まじで悪かったな」

「ううん、大丈夫だから。お互い、受かってるといいね!」

「あっ、あぁ…」

その時の女の笑顔が本当にまぶしくて、
俺は恋に落ちたんだ。

歩いていく彼女の背中を俺はただ

ぼーっと眺めていた。

「見たよ見たよ~♪か-えでくんっ」

声の主はルキ

「んだよ、お前帰ったんじゃねぇのかよ」

「帰ろうとしてたら見ちゃったわけ!!
楓、ホレたな?」

俺は真っ赤になった顔を抑えて
校門へと歩き出す。

「そっかぁ、楓はあぁいう子が好みかぁ~。そうかそうか~」

「だぁ-!!お前はうるさい!」

「楓かわいい~♪」

ひかり、これが俺とお前の出会いだ。
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