波乱馬上恋愛★
「もみじ、どうした?」

部屋に入るなり、たずねてきた

「なんか、あたしがもみじ君の名前だしたらいきなり…。
ごめん、余計なこと言って」

「あいつが悪ぃんだからいいんだよ」

とわ言ってもなんだか責任感じるよなぁ…

「お前何考えてんだよ!連絡一本よこそうと思わなかったのか?!」

めっちゃ怒られてる…

「うっせぇなぁ、生きてたんだからよくないですかぁ~?」

ガチャガチャと物が割れる音がする

「まっ、ひかりは慣れてねぇかもしんないけど、俺だってあぁいう喧嘩するし、まじ気にすんな」

バタンッ!!!!

玄関がおもいっきししまる音がした

「あいつ、、出て行きやがって。また帰ってこねぇつもりか!」

「怒鳴りすぎだよ、帰って来たならいいじゃん」

「帰ってくればいいって問題じゃねぇだろ?」

見た目が派手でも、親らしいところは親らしいな。

てか、もみじ君に悪いことしたよな…

「楓、あたし帰るね」

「もっといればいいのに~」

「ばいばい」

玄関にはお父さんたちがまだいた

「あの、あたしのせいでごめんなさい」

「ひかりちゃんは気にしないで!見苦しいところ見せてごめんな。また遊びきてな!」

「はぃ、おじゃましましたっ」

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