『今…入院してるの…。』




『え…なんでですか??』







『いきなり倒れて…ね』




『そうですかぁ…。』





『お見舞い…行ってくれるかな??』





『…はぃ…』



『●◎病院の123号室だから』




『ありがとうございます。』





本当にショックだった。


あんなに、体も強い春が…




何で?







いつの間にか涙が頬を伝っていた。







何分経っても

何時間経っても


何日経っても



止まる事はなかった。






倒れたってだけなのに。










その“倒れた”は、



そんな軽いものではなかった。







もちろん、


夏は全然…
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