『春が…また倒れて、救急車で運ばれた…。今大丈夫…?

病院、来てくれるかな…』






『…行きます…』




『前の病院だから…』





『はぃ…』






そう言って一方的に電話を切った。





プー っプー












夏は放心状態になった。





春…






だけど、どこかやっぱり病院に行く義務がある気がするんだ。











気づいたら、道路のど真ん中を歩いていたんだ…
















< 152 / 186 >

この作品をシェア

pagetop