その車は道路わきに車を止めて、ドアを開けて出てきた。





足の力が全部抜けて、道路に座り込んだ。




『大丈夫??そこ危ないよ。』



そう言って、夏の体を持ち上げて、車の方に向かった。





『どうしたの…?』



『…うっ・・・ぇぇん。。ゎーーー』




涙が一気に流れる。






『いいよ。俺の胸の中で泣きな。言いたくなったら言えばいいから。』




『ぅゎーんわー』












少し涙がおさまった時、病院に行くことを思い出した。





『…病院』




泣きつかれてかすれた声で言った。












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