春は、病気のことを知っていた。



きっと言っていないと思っていたのに…。






言ったんだぁ…。









なぜだか涙があふれる。 


春の一言に…




『春病気のこと知ってたんだね。』


『おぅ…なんとなく分かってた。。。』



『そっかぁ…絶対治るよね!』


『当たり前だ!夏のためにな。』



『ありがとう。。』







涙が止まらない。。






死なないでね。


夏はいつまでも、春の隣にいるからね。





なのに…



なのに…




なんで??













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