握り締められた手。。


病室の前に着くと何も言わずに手を離してくれた。



『ありがとう。』


夏はたった一言…




彰は夏を抱きしめた。


『夏が…幸せになれるように俺…我慢する。。迷惑だよな。ごめんな…』


『そんなことないよ?』



『それだけで俺は嬉しいかも…行って来いよ。。待ってるから』



『待ってなくていいよ…もっといい人見つけなきゃ!』





『まだ会ってから少ししか経ってないけど…俺にはなんとなくわかるんだ。俺には夏しかいないって…。』



夏は泣きながらうなずきゆっくりと病室に入っていった。。












そのあと…


信じられない事実が夏を襲う。。















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